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2013-01-17

阪神大震災の日に見た予知夢の思い出

 18年前の今日は阪神大震災が起きた日。その日の朝は、いつもといろいろと違ってて今でもはっきりと覚えています。

 そのころ、八王子市にある会社の寮に住んでいました。寮といっても、普通の30部屋くらいあるワンルームマンションの全体を会社が借り上げていて、住んでいるのは同じ会社の人ばかりです。

 いつもは目覚まし時計の音で目が覚めるのに、その日に限って自然に目が覚めました。ちょうど、阪神大震災が起きたころでした。

 目が覚める前に、変な夢を見たのです。

 場所はどこかの港。風景が全体的に黄色っぽいのです。目の前の桟橋には、全体を黄色っぽく塗装された大きな船が停泊しています。よくあるフェリーとか貨物船のような形ではなく、日本古来の美しい曲線で船首などが装飾されています。

 桟橋には、たくさんの人が座り込んでいます。なぜかみんな元気がなく、うなだれている人、呆然としている人、そんな人達ばかりです。

 近くにいた人に話しかけてみました。

「どうしたんですか?」
「いまから、みんなあの船で天国にいくんや。」

 答えてくれた人は、あきらかに関西弁でした。

 そんな夢で目が覚めました。

 目が覚めて、いつもはテレビなんてつけないのに、その日に限ってなんとなくテレビをつけました。

 すると、関西で大きな地震が発生したというニュースをやってました。それを見て、ノートパソコンを立ち上げ、ニフティサーブに接続しました。特に酒フォーラムには、関西に住んでいる人が多かったように思ったので、酒フォーラムのフリートークのところに「関西で大きな地震があったようですが、みなさん大丈夫ですか?」みたいなことを書き込みました。

 そのあとは、いつもどおりシャワーを浴びたり朝食をとったりしたのですが、テレビのニュースによると、次々と甚大な被害が明らかになってきます。

 最終的には、6000名を超える死者が出た、大規模地震災害となったのでした。

 毎年、阪神大震災が発生した日というのを目にする度に、当日の朝に見た夢を思い出します。


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