ある日、大阪に出張にでかけることになりました。ランチタイムになり、出張先の大阪営業所のメンバーから食事に誘われたので、近くの食堂に一緒に行きました。
(参考にならない画像)
3人で入った食堂では、本日のサービス品がエビフライ定食だったので、3人ともエビフライ定食を注文しました。
しばらくしてエビフライ定食が運ばれてきました。
長さ5cmくらい、太さは直径1cmもないミニサイズのエビフライが4本あったと思います。食堂でこんなに小さなエビフライを出されたのは初めてだったので、複雑な気持ちでしたが、一緒に来てる二人は何度もこの店に来てるみたいで、いつもどおりのエビフライが出されてるようでした。
食べ始めたときに、ひとりが注意してくれました。
「ここのエビフライ、しっぽ食ったらあかんぞ。」 「はっ?」 「また使うんやからな。」
エビフライを食べてみます。頭の方から半分だけ食べたのですが、まったくエビの食感がありません。食べたところの断面を見ても、エビの身が見えません。どう見てもコロモしかありません。
このとき「しっぽ食ったらあかん」という意味が理解できました。
同行したひとりが、さらに教えてくれます。
「エビが半分あったら超ラッキーなんや。」 「どのくらいエビがあるか確かめてみてん。」
気になったので、食べかけのエビフライを解体してみました。すると、しっぽから1cmくらいの長さで、太さは2mmもない、ものすごく細い身がありました。しかも、しっぽにはつながっていないのです。
とにかく、しっぽを再利用しているかどうかは別として、エビのしっぽと、細く切った短いエビの身を丁寧にコロモで包んで、エビフライらしい形を作り、それを揚げてエビフライとして提供しているというのは間違いないようです。
代金はいくらだったか忘れてしまいました。エビフライ定食の代金としては許せないものがありますが、話のネタの対価としてはとても満足度が高い食堂でした。
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